キャンピングカーは魅力もたくさんありますが、同時に面倒なこともたくさんあります。これからキャンピングカーを購入しようという方の参考になればと思います。
キャンピングカーを停める場所
月極駐車場選びが困難
自宅に大きな駐車スペースがあれば、特に問題になりませんが、自宅以外の(自宅から離れた)駐車場を使う場合は注意が必要です。
特に、都心部での駐車場探しは大変です。キャブコンは
・車高が3m前後ある
・重量が重い
・乗用車にしては大きい
ということで、近隣で月極駐車場が見つけられない可能性があります。
また、自宅以外を駐車場とするときは、外部電源の接続が難しいため、サブバッテリーを充電することができません。
ソーラーパネルをつけるなどの工夫が必要になります。
キャンピングカーの購入を決める前に、確実に駐車場を確保しておくことと、サブバッテリーの充電をどうするかを考えておかなければいけません。
出先での駐車場確保が大変
キャンピングカーは車高が高いので、コインパーキングに入れられないことも多いです。
また、なんとか停められたと喜んでいても、大型車扱いされることも多く、その場合、料金がはねあがります。大型車と普通車の料金を分けている駐車場では注意が必要です。
係のスタッフがいる駐車場であれば、事前に料金の確認ができるのですが、無人のコインパーキングでは、センサーで判別しているようで、出庫時に大型車扱いされてしまうことがあります。
車検証には、しっかりと普通車と記載されているにも関わらず、そういった扱いを受けるのは、少し不満に思いますが、どうしようもないですね。
私は一度、某コインパーキングでバス料金を請求されたことがあり、高額だったため、その場でサービスセンターに電話した経験があります。
普通車か大型車かで、大型車扱いされるのは致し方ないとは思っていますが、さすがにバスではないと思います。
その旨伝えて、後日返金していただけることになりましたが、駐車場に書かれている利用規約にも、そんなこと一切書かれていないのに、「不正駐車扱いとなります。」などと言われ、今後その駐車場は使えないことになりました。
駐車料金のトラブルはキャブコンあるあるのひとつです。
メンテナンス編
タイヤ管理が大変
キャンピングカーでの心配事と言えば、タイヤのバーストです。
運転手はもちろん、同乗者の命に直結する問題なので、慎重にならざるを得ません。
常にタイヤの空気圧を一定に保っておく必要があるため、空気圧のチェックは頻繁におこないます。また、3年に一度のペースでタイヤの交換も推奨されていますので、維持費として最初からみておく必要があります。
手間もお金もかかります。
水の出し入れが面倒
キッチンの水道やシャワーを使う場合は、水をキャンピングカーに積み込む必要があります。
何日も前の水で、手洗いや洗面、歯磨きをするのは抵抗があるので、毎回綺麗な水をタンクに入れて使っています。
そのため、帰ってきたら使った水、使わなかった水を毎回出さないといけません。意外と面倒です。
自宅の駐車場であれば、排水溝の側に車を置くなどできるので、多少楽かもしれません。
装備のメンテナンスが面倒
キャンピングカーにはさまざまな装備が積まれています。
水を出すポンプや冷蔵庫、FFヒーターやベンチレーターなど、いつどの装備が故障するかはわかりません。
車検を受けてくれるところがなかなか見つからない
私の場合は、車検はまだ先なんですが、今のうちから近所で車検をしてくれるところを探しています。
家のすぐ近所にあるトヨタのディーラーでは、トヨタ車であるにも関わらず、高重量を理由に断られました。
近所の車検のコ◯ックでも断られています。
どこで車検を受けようか、やはりビルダーまで持っていくしかないのかと半分諦めています。
ビルダーは家から車で片道1時間近くかかるので、できればもっと近くで対応したいと思っていますが、どうなることやら。
運転編
横風注意!運転が怖い
キャンピングカーは総重量を極力軽くするため、架装部を軽く作ってあります。
また、風を受ける面が大きいので、横風を受けるとかなりハンドルを取られます。
特に、海沿いや川に架かった橋を走る時は要注意です。乗用車に乗っていると「横風注意」と書かれた案内を見ても、そんなに気にすることはありませんでしたが、キャブコンに乗ってからは、「横風注意」の看板を見ると、ビクビクするようになりました。
おかげで肩凝りもひどくなりました。
ブレーキが効かない
先程は軽く作ってあると書きましたが、さまざまな装備や人が乗ると、やはり重くなってしまいます。
そのためか、ブレーキの効きがかなり悪いので、車間距離は十分にとるよう意識して運転しています。
また、ブレーキだけでは本当に効きが悪いので、エンジンブレーキを併用して使っています。
特に雨の日や下り坂を走る時は、エンジンブレーキ必須です。